忍者ブログ
JOCV21年度3次隊ベリーズ・キーカーカー島派遣の記録
[9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18]  [19
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



協力隊を含め、海外生活してる人のブログを読んでも
「言葉の違いとかまるでないみたいに、みんな普通に生活してない??」
と思ってしまうことないですか??
これまた興味のある人の参考になれば…ということで記したいと思います。

ベリーズは英語が公用語です。
けれど大体どこに行ってもスペイン語使ってる人がいます。
そして現地の人同士の会話はほとんどがクレオールです。
クレオールというのは、私も詳しいことはわかりませんが
英語がものすごくなまったもので、文法も発音も特殊です。

私の場合、、、

英語…まあまあ
スペイン語…基本的な挨拶と知ってる単語拾える程度
クレオール…聞き取れない

こんな感じで結構やばいです。

生徒は大体クレオールしゃべってるので、時々ほんとに何言ってるか全然わからない。。。
ので適当にお茶を濁して生徒が混乱しています。

こんな私がキーカーカーで生活して先生の仕事までできてるのは
ひとえに周りの親切な人たちのおかげとしかいいようがありません。

そして不思議なことに、優しい人が優しい気持ちで話してくれると
会話がスムーズにすすむことが多くて、そんな時は私の英語力が向上したような気がします。
逆に知らない人がとなりで誰かと話してるときなんかは、ほとんど何言ってるかわからなかったりもします。

授業の時は、こっちがやることを指定するし、
生徒が質問してきても、大体パッと見てわかるようなトラブルだったりするので
何とか乗り切っています。

何にせよ、継続は力なりだな〜ということで
時間をみつけては勉強していますが、日本語と英語とで脳みそ使ってる部分違うようで
こうやってブログ書いたりした後なんかは、英語がカタコトになったりします。

日本語断ちした効果的かも???


なんにせよ、こういう環境で大事なのは
恥ずかしがらずにガンガンしゃべっていくことと
コミュニケーション能力をフルに発揮することですね!!!
これがあれば結構なんとかなるもんだー!

二年後の自分がどれだけしゃべれるようになってるか楽しみ!!!!!
PR


同じPC隊員や興味ある人の参考になれば…!!
と思ったのでちょっと仕事の詳細を記したいと思います。

要請表に載っていた私の活動内容としては以下の通りでした。
・小学生にパソコンの基礎知識・ワード・エクセルなどを教える
・同僚教員に対してワークショップを開く
・パソコンの保守点検

協力隊員が実際に配属先に行ってみたら、要請と内容違う!!ってことが
往々にしてあるようですが、私の場合は全くその通り、読んで字のごとくの活動をしています。
人によってはポストがすでに埋まってたり、やることなくて体育教えたりするらしいですね。

ベリーズの先輩隊員からは、任地に行って一週間後から授業やってくれって言われたとか
同じ教科の先生がいるから困った時は頼ったらいいとか聞いてましたが
私は、着いた翌日から授業!
カウンターパートはいない!
教科書もない!

決まっていたのは時間割と担当する学年のみだったので
非常に戸惑いました…。

しかもどうやら二年ほど前にピースコーの若者が少しパソコンの授業をしていたようで
生徒も中途半端に知識がある様子…

というわけで最初の授業は、生徒のレベルがどの程度なのかを確認するアンケートと
自己紹介の時間にしました。

生徒の様子はまずまず…
授業終わってアンケートを読むと、平均的にマウス操作とタイピングの経験がある感じだったので、じゃあその続きでいいか!と思って次の授業時にタイピングをさせたところ、遊びだす子が続出!!

よく考えたらタイピングなんて超つまんないよね…私もやりたくないもん
ということで予定を変更して、ワードの使い方を教えることに!
各自のフォルダを作らせて、タイプ→保存
ワードで文章を作ってデータを管理するということから始めています。

ダブルクリックとかタイピングとかできない子も多いですが、
これからずっとワード使っていく中で操作に慣れさせよう!という魂胆です。
だってやっぱりタイピングとマウストレーナーだけじゃ飽きるのもしょうがない。

ということでとりあえず3月末イースター休み前までの授業の予定は
何となく定まってきました。授業の最終週にはテストも予定しています。
やる気のなさそうな子には、そのうちテストあるよ!という一言が効果大です。

子供たちは基本的に明るくて人なつこいですが
調子に乗ってくると大騒ぎになるので、あまりニコニコばかりしていられません。
しかしおっかない顔ばっかりしているのもこちらが楽しくないので、
適度に厳しく適度に優しく、という感じがいいのかなあ、と(今のところ)思っています。

放課後にはコンピュータルームを開放して、生徒がネットなどを使えるような時間を設けていますが、ルールを守らない子やうるさくする子に対して
どのように対処するかが問題だなあ、、、という感じです。

他の先生方は、最近の子は目上を尊敬することができない、They are rude!と息巻いてますが、子供事情は日本もベリーズも同じようです。


前のページ 【HOME】 次のページ
[9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18]  [19
TOP
プロフィール
HN:
medhrm
京都で大学生活を送り、約 3 年東京でデザイン事務所に勤務。2010 年 1 月より、中米ベリーズ沖・キーカーカー島で2年間 PC の先生としてがんばる予定!!
Belize
Belmopan
Tokyo
忍者ブログ [PR]